ただブラインドタッチの良さを語るだけの記事
皆さんは文字を打つ、入力する必要があるときにはどうするだろうか?
最近ではスマホのフリック入力ですべてを済ませるという猛者もいるのかもしれないが、やはり現状ではキーボードを用いたブラインドタッチ(あるいはタッチタイピング)が最も優れた入力手法であると私は思います。
今回はキーボードのブラインドタッチについて語ります。 全然音楽関係なくてすみません。
ブラインドタッチとは何か
ブラインド(=盲目)タッチ(=触る)という言葉に表されているように、ブラインドタッチとはキーボードを見ることなくタイピングする、つまり文字を入力することを指しています。
つまり、どこに何のキーがあるかを(身体もしくは頭で)覚えていて、 いちいち手元を見なくても文字を入力することが出来る状態のことです。
ブラインドタッチをするには、基本的には下記のルールを守ることが推奨されています。
- 指をホームポジションに置いておき、そこから大きく離れない
- 各キーに対してそれを打つ指は固定する
例えば通常の配列のキーボード(QWERTY入れる)の"U" は必ず「右手人差し指」で打ちます。絶対に他の指では打ちません。
このように手を動かさずにキーに対して指を割り振ることで、 身体でキーの場所を覚えていくのがブラインドタッチなのです。
以下では、なぜこのブラインドタッチを推奨するのか、僕なりの理由を書いていきます。
ストレスフリー&高速な入力
まず、入力のしやすさが挙げられます。 ブラインドタッチが出来ない人は、自分の手元を見ながら文字を入力することになります。
そうすると、当然ながら視線は画面を離れます。 画面から視線が離れるということは、自分の入力している文字を即座に確認することが出来ないということです。 そうすると何が起きるか。もし変換や打ち間違いが起きていた際には次のようになります。
手元を見て文字を入力する→画面をみて入力された文字を確認する→手元を見て文章を直す
しかし、ブラインドタッチが出来る場合にはどうなるかというと、
画面を見ながら文字を入力する→打ち間違いがあれば即座に文章を直す
こんな感じです。 もし今ブラインドタッチができない人がブラインドタッチを習得すれば、 明らかに文章の入力がスムーズになると思います。
これは、文章入力の速度が上がることも意味しています。 無駄に視線を動かす必要が無いので、明らかにスピードは上がります。
静音タイピング
カフェや図書館などにいると、よくタイピングが本当にうるさい人に遭遇します。
カタカタカタ...ッターン!
みたいな。そういう人の手元を見てみると、大体の場合ブラインドタッチ、というか正しいタイピングが出来ていないです。
ブラインドタッチをする場合、指はあまり大きく動きません。 なるべく少ない動きでキーを打てるように最初から打つキーを決めているからです。
しかしそうでない場合、例えば人差し指だけでタイピングする場合、指は大きく動きます。
そうすると、指を勢いを持ってキーを叩くことになり、結果として大きな音のタイピングになるというわけです。
後よくあるのはエンターキーを中指で叩いているパターンです。 指をホームポジションから動かさないという精神に従えば、エンターキーは小指で打つべきなのです。 なのに小指以外、例えば中指で叩いているから、上に書いたように勢いが付くし、さらに小指より力があるため大きな音が鳴るのです。
まとめ
文章を書くことが多少なりある人は、以上の2つの理由により、 ブラインドタッチを習得することをおすすめします。
最初は辛いですが、絶対に後で楽になりますし、周りに迷惑をかけずに済むはずです。
ブラインドタッチの習得方法はわざわざここに書いたりはしませんが、 基本的には
- ホームポジションを把握し、キーボードに手を乗せるときには常にそこに手を戻すように意識する
- キーボードを絶対に見ないで打つ(最初はいくら遅くても良い)
の2つが本質的に重要だと思います。 習得用のソフトなども巷にはあると思うので、ぜひ 使ってみてください。
では、また。